婚活と恋活の活動フィールド

皆さんは婚活と恋活を分けて考えていますか?実はこれ似て非なるものなのです。
混同している人が多いせいで混乱が起きています。

前提として結婚を目的に活動をすることを婚活、恋人が欲しくて活動することを恋活とします。
(恋人の先、未来的には結婚もありと考えていても今は恋人が欲しいというのなら恋活です)
以上の区別を踏まえて話を進めていきますね。

まずは、婚活と恋活は違うということを理解しましょう

すごく端的に言うと今すぐに結婚したい人は婚活を、まずは恋愛を楽しみたい人は恋活をした方が求める結果につながり易いです。
ただ、現状は目的と行動があってない人が大勢いることでミスマッチが起こっていますね。
今回はそれに対してのご提案です。

婚活と恋活の区別はこんな感じ

今すぐ結婚したい!→婚活
〇年以内に結婚したい→婚活
現在30歳以上で将来子供が欲しい→婚活
結婚はしたいけど何年か恋愛を楽しみたい→恋活
いい人がいるなら結婚したい→恋活
とにかく恋人が欲しい→恋活

まずは自分の未来の目標を定めて、そこから逆算して今の自分がするべき行動を考えてください。

そして、それぞれの活動のフィールドは違うということを理解してください。
目的と違うフィールドで活動するとミスマッチが起こります。

自分の目的と合ったフィールドで活動することが成功のカギです

婚活
結婚相談所、相談所が開催しているお見合いパーティ、男女共に写真付き身分証明書提出必須&有料の婚活サイト(アプリ)
恋活
上記に当てはまらない婚活サイト(アプリ)、恋活アプリ、出会い系アプリ、男女で参加費用の差があるイベント(街コン、お見合いパーティ、相席居酒屋、婚活バー、etc.)、友人の紹介や合コン、SNSを利用した婚活

ざっくり分けるとこんな感じです。
意外な物が恋活フィールドに入っていますか?
婚活のフィールドは意外と選択肢が少ないと感じましたか?
婚活と謳いながら実態は出会い系アプリということもあります。

婚活が上手くいかないと悩んでいる方、条件云々の見直しの前にそもそも間違ったフィールドで活動していないか確認してみてください。

結婚したくて婚活しました、アプリで出会った人と一年付き合いましたが相手に結婚の意思が無く、泣く泣くお別れしました。また振り出しに戻って婚活しなきゃいけません。

これよく聞きませんか?
ご本人は婚活のつもりだったのに図らずとも恋活をしてしまいミスマッチが起こった典型だと思います。アプリ婚活には恋活目的の人も紛れている可能性があります。

実質、すぐに結婚したいと考えた場合は相談所一択と言えます。
婚活サイトでも入会金や成婚料を設定してあるサイトは相談所と同等の結婚意欲がある会員が集まっているといえますが、サービスのわりに割高だと感じます。
ごく稀にですが、相談所での出会いなのに、のらりくらりと結婚への決断ができない人がいますが、交際期間の期限ルールがあるので1年も無駄にすることはありません。

恋愛から結婚への切り替えを相手に上手く促す自信があります!とおっしゃるなら恋活からスタートしていづれ結婚へと行動すればいいのですが、学生からの恋愛関係以外はこの切り替えがなかなか難しいのです。
わざわざ難しい方を選ぶ必要はないと思いますので、婚活がしたいならお互いに結婚を目的としたフィールドで出会った方が成功率が上がりますよ。

ただ、上記が分かっていながらもあえて恋活フィールドで婚活をするメリットもあります。
理由は主に二つ

お金がかからない
上手くいけば結婚相談所などに払う金額の1/10程度のお金で結婚できる。
魅力的な人が多い
結婚相談所で出会う人よりときめく人とどんどん出会える。

それぞれ魅力的な理由だと思いますが、落とし穴でもあります。

お金について
婚活においてお金と時間(年齢)はとても貴重で重要です。
特に時間は女性においては出産のリミットがあるので意識して頂きたい。
そしてこの二つは反比例します。お金がかかる=時間短縮ということです。
時間的に切羽詰まっていない、自分の好みの条件は絶対に譲れない(時間を犠牲にしても譲れない)という人以外はお金がかからないというメリットに囚われない方が良いですよ。

魅力的な人が多いについて
どうして魅力的に映るのかという理由を考えましょう。
お相手は結婚する相手としてあなたを見ていない可能性が高いです。
恋愛の相手に求めることは異性としての魅力に比重を置いているという事です。
つまり口説かれているという構図です。
誉めそやされてうっとりさせてくれる相手は魅力的ですよね。
ただ相手の結婚への意識は薄くなるので結婚は遠のきます。
結婚相手としての条件のすり合わせはドキドキとは真逆の色気のない行動なので特に恋活フィールドでの出会いは魅力的と感じるでしょうね。

結婚はしたいけど譲れない条件のために恋活フィールドを選んだ場合、相手がなかなか結婚してくれないと愚痴るのは違うという事が分かりますよね。
奇跡のマッチングで恋活アプリで一気に結婚まで進めました!という人は稀です。
自分がその奇跡に当たると思える根拠はなんでしょうか?
結果を出すには下準備が必要です。
その下準備がこのフィールド選択に当たります。
婚活をしている方、ぜひ参考にしてみてください。

なおこの考え方はあくまで私の考え方なので合っている、間違っているという話ではありません。